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佐竹 義文(さたけ よしふみ〔 / よしぶみ〔、1876年(明治9年)11月4日〔『新編日本の歴代知事』921頁。〕 - 1952年(昭和27年)12月28日〔『和歌山県史 人物』213頁。〕)は、日本の内務・警察官僚、実業家。政友会系官選県知事。 ==経歴== 後の東京市四谷区四谷舟町(現新宿区舟町)出身。佐竹万三の長男として生まれる〔。第一高等学校を卒業。1903年、東京帝国大学法科大学法律学科(英法)を卒業。同年11月、文官高等試験行政科試験に合格。逓信省に入省し管船局属となる。1905年、内務省に転じ神奈川県属に就任した〔〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』184頁。〕。 1906年、福井県事務官となる〔。以後、岡山県事務官・第二部長、山梨県事務官・警察部長、鹿児島県事務官・警察部長、奈良県事務官・内務部長、滋賀県内務部長、福岡県内務部長などを歴任〔。 1917年1月、鳥取県知事に就任。緊縮政策の中で、公有林野の林野調査、砂防造林、原蚕種製造所の充実、実業教育の実施などに尽力〔『新編日本の歴代知事』762頁。〕。1919年4月、香川県知事に転任。湯屋取締規則の制定、児童生徒の近視予防などを行う〔『新編日本の歴代知事』897頁。〕。1922年6月、知事を休職となる〔『官報』第2963号、大正11年6月19日。〕。内務省嘱託として欧米各国に出張し港湾行政などを視察した〔。帰国後、1923年6月、和歌山県知事に就任。緊縮予算の中でも教育費に配慮を行った〔『新編日本の歴代知事』741頁。〕。1924年6月、愛媛県知事に転任。銅山川水利権問題の解決を見たが、銀行合併問題は合併を実現できなかった〔。1925年9月、熊本県知事に転任〔『新編日本の歴代知事』1043頁。〕。1926年9月28日、知事を依願免本官となり退官した〔〔『官報』第4230号、大正15年9月29日。〕。 その後、実業界に転じ、東邦電力 (株) 取締役、群馬水電取締役、安田保善社参事などを務めた〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐竹義文 (内務官僚)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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